岩槻・久伊豆神社の七五三で知っておきたいこと|予約と撮影のルール

岩槻の久伊豆神社の参道と石鳥居

七五三の参拝先を岩槻の久伊豆神社に決めた方へ。

久伊豆神社は、七五三のご祈祷は予約をおすすめしている神社です。そして撮影できる場所がはっきり決まっていて、カメラマンは当日、受付に申し出る決まりになっています。ここを知らないまま当日を迎えると、「拝殿の中で撮ってもらえると思っていた」ということになりかねません。

この記事では、公式に案内されている内容と、神社に直接うかがった内容をもとに、当日の段取りと知っておきたいことをまとめました。

このページは「岩槻の久伊豆神社」(さいたま市岩槻区宮町2-6-55)です。同じ名前の久伊豆神社が越谷市(越谷市越ヶ谷1700)にもあります。読み方はどちらも「ひさいずじんじゃ」で、検索するとどちらも出てきます。カーナビや地図アプリを設定するときは、住所をご確認ください。

久伊豆神社の拝殿
平成26年の「平成の大造営」で新しくなった拝殿。木の色がまだ明るく、写真にすると気持ちのよい社殿です。
目次

知っておきたい2つの決まり

久伊豆神社ならではのポイント

  1. 七五三のご祈祷は、予約をおすすめします。当日受付もありますが、神社の案内で「ご予約の方を優先させていただきます」とされています
  2. 撮影できるのは屋外だけ。拝殿の中や待合所では撮影できません。カメラマンは当日、受付に申し出ます

この2つは、七五三の一日の組み立てにそのまま関わってきます。順に見ていきます。

七五三は予約がおすすめ。当日受付もあります

久伊豆神社は、もともと個人のご祈願を当日受付で申し込める神社です。ただし七五三については、公式サイトのお知らせ(2026年8月16日)で次のように案内されています。

  • 10月から11月は多くの方がお参りされるので、予約をおすすめしている
  • 当日受付も行うが、予約の方を優先する
  • 電話での予約は受け付けていない

つまり「行けば受けられる」ではなく「予約した方が先」です。10月・11月にお参りする予定なら、予約しておくほうが安心だと思います。

受付は毎日9時から16時まで。ご祈祷そのものにかかる時間は、その回の組数にもよりますがおよそ20分です。

予約は、公式サイトのカレンダーから日にちと時間を選ぶWEB予約(二日前まで受付)です。郵送での申し込みにも対応しています。電話では受け付けていないので、そこだけご注意ください。

日曜日・大安の日・戌の日は混み合います。公式でも「時間に余裕をもってお越しください」と案内されています。この日程しか取れない場合は、前後の予定を詰め込みすぎないほうが安心です。時間を確実にしたいなら、この日はWEB予約を使うのが手堅いと思います。

撮影は屋外だけ。受付にひとこと必要

久伊豆神社では、プロのカメラマンによる撮影について次のように案内されています。

  • プロのカメラマンによる撮影は可能です
  • カメラマンは当日、撮影の前後に必ず受付に申し出ます
  • 屋外での撮影は可能です
  • 拝殿(ご祈祷を受ける所)や待合所など、屋内での撮影はできません
  • 場所を長く占有するなど、ほかの参拝の方の妨げにならない配慮が必要です

つまり、ご祈祷を受けている姿や、待合所で順番を待っている場面は残せません。そのかわり、ご祈祷を終えて出てきたところから、境内でゆっくり撮る組み立てになります。

ここは大切なところなので、もう一度だけ。「ご祈祷の様子を撮ってほしい」というご希望には、お応えできません。神社の決まりであることに加えて、ゆっけフォトの方針としても、ご祈祷中は撮影しません。神様と向き合う時間だと考えているためです。

そのぶん、参道・拝殿の前・孔雀・お庭と、屋外に見どころが多い神社です。写真が少なくなることはありません。

神社の受付で「これから撮影します」とお伝えするのは、カメラマンの役目です。ご家族にしていただくことはありません。

あわせて読みたい:神社で写真を撮るときのマナー|セミナーで教わった作法とご祈祷の意味 ›

久伊豆神社の受付案内
狛犬の先に「受付」の案内が出ています。ご祈祷の申し込みはこちらから。

ご祈祷の基本情報

受付時間毎日9時〜16時
予約七五三は予約がおすすめ(10〜11月は予約の方が優先されます)
公式サイトのWEB予約(二日前まで)/郵送申し込み
電話予約は不可。当日受付もあります
ご祈祷の所要時間およそ20分(その回の組数によります)
初穂料初宮詣・七五三詣は7,000円〜
混みやすい日日曜日・大安の日・戌の日
撮影屋外のみ可/拝殿の中や待合所は不可
カメラマンは当日、受付に申し出ます
本人が来られないときご家族など代理の方でもご祈祷を受けられます

お参りそのものは24時間できます。ただし社務所の受付(ご祈祷・お守り・御朱印)は16時までです。

御祈祷の受付時間の案内
社務所に掲げられている案内。御祈祷・御守・御朱印の受付は午前9時から午後4時までです。

久伊豆神社とは

正式には武州岩槻総鎮守 久伊豆神社。「ひさいづじんじゃ」と読みます。岩槻城の総鎮守であり、江戸の鬼門除けとしても知られてきた神社です。

越谷市にも同じ名前の久伊豆神社がありますので、調べるときは「岩槻」をつけて検索すると間違えません。

約1500年の歴史

創建は今から約1500年前、欽明天皇の御代(539〜571年)とされています。戦国時代に太田道灌が岩槻城を築いたとき、その城郭内に総鎮守として置かれ、江戸時代まで歴代城主から篤く信仰されてきました。

ご祭神は大国主命(おおくにぬしのみこと)。「だいこくさま」として親しまれ、縁結び・子授け・安産・除災招福の神様とされています。子どもの成長を願う七五三と、相性のよい神様です。

拝殿は平成26年の「平成の大造営」で新しくなりました。木の色がまだ明るく、写真にすると気持ちのよい社殿です。

宮様ゆかりの孔雀

久伊豆神社といえば孔雀です。昭和13年に朝香宮殿下が岩槻にご来臨された折、孔雀三羽を奉納されたのが始まりで、それ以来ずっと大切に飼育されています。

子どもがいちばん笑うのは、たいていこの孔雀小屋の前です。拝殿の前では緊張していたお子さまも、孔雀を見た瞬間に表情がほどけます。お守りにも孔雀が刺繍されたものがあります。

久伊豆神社の孔雀小屋
昭和13年に朝香宮殿下が奉納された孔雀の子孫が、いまも飼育されています。

写真を撮る人が多い、枯山水のお庭

境内には神苑という枯山水の庭園があります。昭和7年の竣工で、水を使わず石と砂で山水を表現したお庭です。公式サイトでも「写真を撮っていかれる方が多い場所」と紹介されています。

拝殿の前が混んでいるときは、こちらに移ると落ち着いて撮れます。

久伊豆神社の神苑
昭和7年竣工の枯山水の庭園「神苑」。夏はミストが出ていて涼しげです。

子どもと立ち寄りたい場所

健育塚(歯の神様)お食い初めで使った「歯固めの石」を置く場所。健康にすくすく育つようお祈りします
叶い戌(子育て戌)お子さまの干支石を撫でて、無事の成長をお祈りします
厄割り石「厄割の玉」を投げつけて邪気を祓います(玉は初穂料200円)
放生池鯉が泳いでいます。待ち時間に子どもがのぞき込む場所です
北野天満宮菅原道真公をお祀りする末社。学問成就のお参りに
水琴窟柄杓で水をかけると、地中から琴のような音が聞こえます
伏見稲荷神社朱色の鳥居が連なる境内社。短い参道の先にお社があります
梅林約500坪。1月下旬〜3月上旬に白や赤の花が咲きます

厄割り石は、石に玉を投げるという分かりやすさで子どもがよろこびます。動きのある場面なので、思い出にも残ります。

久伊豆神社の厄割り石七五三の御絵馬掛け
左:「厄」の字が逆さに彫られた厄割り石。右:七五三の御絵馬掛け。

もうひとつ、子どもが必ず足を止めるのが水琴窟です。柄杓で水をかけて耳をすませると、地中に埋めた甕から琴のような音が聞こえます。音が鳴るまで何度もやりたがるので、時間に余裕をみておいてください。

久伊豆神社の水琴窟久伊豆神社の伏見稲荷神社
左:水琴窟。右:境内社の伏見稲荷神社。朱色の鳥居が連なります。

当日、境内をどう歩くか

はじめて行く神社は、どこに何があるか分からないまま歩くことになりますよね。着物とぞうりの日は、足元がどうなっているかも気になるところかなと思います。

下見でひととおり歩いてきましたので、当日の順番に並べておきます。

1

駐車場

約100台・無料。木立に囲まれた広い駐車場です。身体障害者用のスペースもあります。

足元:アスファルト舗装で白線あり。ベビーカーもそのまま押せます。閉門は平日19時・土日祝17時です。

2

鳥居と参道

狛犬と石灯籠が両側に並ぶ、まっすぐな参道です。杉の大木に囲まれているので、晴れた日でも木陰が深いのがこの参道の特徴かなと思います。

足元:舗装されています。段差はありません。

3

受付(社務所)

狛犬の先に「受付」の立て看板が出ています。ご祈祷の申し込みとお守りの授与はこちら。カメラマンが「これから撮影します」とお伝えするのも、ここです。

足元:石畳。受付は9時から16時までです。

4

参集殿(ご祈祷の待合所)

ガラス張りの待合所で、中に椅子が並んでいます。ここは屋内なので、撮影はできません。

足元:タイル張りで段差なし。ベビーカーのまま入れます。

5

拝殿

ご祈祷を受ける社殿です。深い茶色の木に金の装飾、太い注連縄。右手前に「参拝記念 久伊豆神社」と書かれた金色の看板が置かれています。

足元:手前は石畳、社殿の前は玉砂利です。ぞうりで玉砂利は歩きにくいので、履き慣れた靴を持って行かれることをお勧めします。

6

孔雀小屋

金網のケージが2棟あります。手前に金網があるので、孔雀と並んだ写真は撮りにくい場所です。そのかわり、孔雀を見ているお子さまの表情が撮れます。

足元:玉砂利です。

7

神苑(枯山水のお庭)

昭和7年竣工の庭園です。丸く刈り込まれた植栽と松、石組み。公式サイトでも「写真を撮っていかれる方が多い場所」と紹介されています。拝殿の前が混んでいるときは、こちらに移ると落ち着きます。

夏はミストが出ていて涼しげです。七五三の時期は出ていないことが多いかなと思います。

8

伏見稲荷神社(朱色の鳥居)

朱色の鳥居が連なる境内社です。木立の中なので、日陰になります。

足元:石畳の細い通路で、大人ひとりが通れる幅です。並んで歩くというより、一列で進む場所かなと思います。

9

水琴窟と厄割り石

水琴窟は、柄杓で水をかけると地中から琴のような音が聞こえます。石の鉢がやや高い位置にあるので、小さいお子さまは抱き上げが必要かなと思います。厄割り石は、竹垣を背にした丸い石。玉を投げつけて邪気を祓います(玉は初穂料200円)。

どちらも音が鳴るまで、当たるまでと何度もやりたがる場所です。時間に余裕をみておいてください。

参道から拝殿までは、まっすぐ歩けば数分です。ただ、お子さまは水琴窟でも孔雀でも足を止めます。ご祈祷の受付時間から逆算して、少し早めに着いておかれると気持ちが楽かなと思います。

アクセスと駐車場

所在地埼玉県さいたま市岩槻区宮町2-6-55
電話048-756-0503
電車東武アーバンパークライン 岩槻駅 西口から徒歩15分
(JR大宮駅から岩槻駅まで 急行7分・普通11分/東武春日部駅から 急行6分・普通10分)
バス岩槻区コミュニティバス「久伊豆神社前」下車
岩槻駅東口から約13分・運賃180円・平日のみ運行
東北自動車道 岩槻ICから約10分
駐車場約100台・無料
身体障害者用の駐車スペースもあります
閉門は平日19時・土日祝17時
社務所受付9時〜16時(季節・祭事により変わります)
設備授乳室(参集殿・一人分)/おむつ替え台(多目的トイレまたは女性トイレ)/多目的トイレ(社務所横)/スロープあり
ペット犬などペットを連れての参拝はご遠慮くださいとの案内があります

Googleマップで住所どおりに検索すると、たどり着けないことがあります。神社の公式サイトでも、地図検索の際は「岩槻区宮町2-9-1」で検索するよう案内されています。当日あわてないよう、前もって行き先を登録しておくと安心です。

バスは平日のみ・東口発

2025年5月に新設された「久伊豆神社前」バス停は便利なのですが、運行は平日のみです。七五三の参拝が集中する土日は使えません。

さらに紛らわしいのが乗り場です。岩槻区コミュニティバスは岩槻駅の東口、朝日バスは西口から発着します。徒歩の場合は西口から15分なので、出口を間違えないようご注意ください。

駐車場は約100台・無料。ただし土日祝は17時に閉門

神社の駐車場は約100台と、七五三の神社としてはゆとりがあります。しかも無料です。身体障害者用の駐車スペースもあります。

気をつけたいのは閉門時間です。土日祝日は17時に閉まります(平日は19時)。秋の夕方は日が落ちるのが早いので、15時台に受付を済ませるくらいの組み立てにしておくと、あわてずに済みます。

久伊豆神社の駐車場
約100台がとめられる無料駐車場。身体障害者用の駐車スペースもあります。

※地図は目安です。お出かけ前に公式サイトでご確認ください。

よくある質問

ご祈祷中の写真は撮ってもらえますか?

久伊豆神社では屋内での撮影ができません。あわせてゆっけフォトでは、神社の許可が下りる場合でも、ご祈祷中の撮影はお受けしていません。ご祈祷は神様と向き合う時間で、そこにレンズを向けるのは礼を欠くと考えているためです。ご祈祷を終えて出ていらしたところから、境内での撮影を始めます。参道・拝殿の前・孔雀小屋・神苑と屋外に見どころが多い神社ですので、お写真の枚数が少なくなることはありません。

ご祈祷は予約が必要ですか?

必ずしも必要ではありませんが、七五三は予約をおすすめします。神社の案内で「10月・11月は予約をおすすめする」「当日受付も行うが予約の方を優先する」とされているためです。予約は公式サイトのWEB予約(二日前まで)か郵送で、電話では受け付けていません。ご祈祷そのものはおよそ20分です。

カメラマンの許可申請は、こちらでする必要がありますか?

ご家族がされる必要はありません。久伊豆神社では「撮影の前後にカメラマンが受付に申し出る」という決まりになっていますので、こちらで済ませます。ご家族は参拝に集中していただいて大丈夫です。

何ヶ所くらいで撮影しますか?

境内の3〜4ヶ所を目安にしています。回りすぎるとお子さまが疲れてしまうためです。久伊豆神社なら、参道と鳥居、拝殿の前、孔雀小屋、神苑あたりが定番です。お子さまの様子を見ながら、その日いちばんよい場所で撮ります。なお神社からは「場所を長く占有しないように」という案内がありますので、一ヶ所で粘りすぎない進め方をしています。

下の子のお宮参りも一緒にお願いできますか?

できます。下のお子さまのお宮参りと上のお子さまの七五三を同じ日にまとめる「お宮参り+七五三 同時撮影」(150分・約130枚・45,000円〜)をご用意しています。久伊豆神社は参集殿に授乳室が一人分あり、おむつ替え台も多目的トイレか女性トイレにあるので、赤ちゃん連れでも動きやすい神社です。

駐車場はありますか?

約100台の無料駐車場があります。ただし土日祝日は17時、平日は19時に閉門します。秋は日が落ちるのが早いので、15時台には受付を済ませる組み立てにしておくと安心です。

雨が降ったらどうなりますか?

日程変更を無料で1回まで承ります。台風など危険をともなう天候の場合は、回数に数えません。

岩槻・久伊豆神社での七五三、
お手伝いします。

「この日に撮ってほしい」だけでも大丈夫です。
撮れる場所と撮れない場所を分かったうえで、当日を組み立てます。

LINEで相談・予約する

七五三プランの詳細を見る ›
久伊豆神社のお宮参りはこちら ›
大宮氷川神社の七五三はこちら ›

※この記事の神社に関する情報は、久伊豆神社 公式サイト「ご祈願」「よくあるお問い合わせ」「アクセス」「ご由緒・境内案内」をもとに記載しています(2026年8月時点)。最新の内容は神社の公式サイトでご確認ください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

ゆっけ&りさのアバター ゆっけ&りさ 出張カメラマン|一級建築士

一級建築士でフォトグラファーの「ゆっけ」と、看護師ママの「りさ」。
東京・神奈川・千葉・埼玉・茨城・栃木・群馬で、お宮参り・七五三・家族写真の出張撮影をしています。
自然光を活かした、やわらかい写真が得意です。

目次