赤ちゃんを連れての、はじめてのお参り。岩槻の久伊豆神社でお宮参りをお考えの方へ。
久伊豆神社は、ご祈祷の予約がいらず、参集殿に授乳室があり、おむつ替え台もある神社です。駐車場は約100台で無料。赤ちゃん連れにとって、かなり動きやすい神社だと思います。
この記事では、公式に案内されている内容をもとに、当日の段取りと知っておきたいことをまとめました。
このページは「岩槻の久伊豆神社」(さいたま市岩槻区宮町2-6-55)です。同じ名前の久伊豆神社が越谷市(越谷市越ヶ谷1700)にもあります。読み方はどちらも「ひさいずじんじゃ」で、検索するとどちらも出てきます。カーナビや地図アプリを設定するときは、住所をご確認ください。

知っておきたい3つのこと
赤ちゃん連れで行く前に
- ご祈祷の予約はいりません。当日、社務所の受付で申し込めます
- 授乳室もおむつ替え台もあります。授乳室は参集殿に一人分。おむつ替え台は多目的トイレか女性トイレに
- 撮影できるのは屋外だけ。カメラマンは当日、受付に申し出ます
予約不要。当日申し込み
公式サイトでは、お宮参り・厄除け・七五三など個人の方のお祓いは予約不要と案内されています。当日、直接社務所の受付で申し込む形です。
受付は毎日9時から16時まで。ご祈祷そのものにかかる時間は、その回の組数にもよりますがおよそ20分です。
赤ちゃんのお宮参りは、当日の朝になってみないと動けるかどうか分からないことがあります。予約がいらないというのは、それだけで気持ちがずいぶん楽になります。
時間を決めておきたい方には、公式サイトのカレンダーから選ぶWEB予約も用意されています(二日前まで受付)。郵送での申し込みにも対応しています。
日曜日・大安の日・戌の日は混み合います。公式でも「時間に余裕をもってお越しください」と案内されています。赤ちゃんを長く待たせたくない場合は、平日の午前中がいちばん落ち着いています。
一人分の授乳室、多目的トイレか女性トイレにおむつ替え台あり
お宮参りでいちばん心配なのは、授乳とおむつ替えの場所だと思います。久伊豆神社には、どちらもあります。
| 授乳室 | 参集殿(ご祈祷の待合所)に一人分あります |
|---|---|
| おむつ替え台 | 多目的トイレ、または女性トイレにあります |
| 多目的トイレ | 社務所の横にあります |
| スロープ | あります。階段を使わずに参拝できます |
| 駐車場 | 約100台・無料。身体障害者用の駐車スペースもあります |
授乳室は一人分です。七五三の時期や大安の日など、赤ちゃん連れが重なる日は、先に使っている方がいることもあります。授乳のタイミングは少し早めに見ておくと安心です。
授乳室は靴を脱いで上がる作りになっていて、入口に段差があります。赤ちゃんを抱いたまま上がることになるので、足元にご注意ください。荷物が多いときは、一度どなたかに預けると安全です。
スロープがあるのは、ベビーカーで来られるご家族にとって大きいところです。祖父母世代がご一緒でも、階段を避けて拝殿まで行けます。

撮影は屋外だけ。受付にひとこと必要
久伊豆神社では、プロのカメラマンによる撮影について次のように案内されています。
- プロのカメラマンによる撮影は可能です
- カメラマンは当日、撮影の前後に必ず受付に申し出ます
- 屋外での撮影は可能です
- 拝殿(ご祈祷を受ける所)や待合所など、屋内での撮影はできません
- 場所を長く占有するなど、ほかの参拝の方の妨げにならない配慮が必要です
つまり、ご祈祷を受けている姿は残せません。これは神社の決まりですが、ゆっけフォトの方針としても、ご祈祷中は撮影しません。神様と向き合う時間だと考えているためです。
そのかわり、ご祈祷を終えて出ていらしたところから、境内でゆっくりお撮りします。
神社の受付で「これから撮影します」とお伝えするのは、カメラマンの役目です。ご家族にしていただくことはありません。
あわせて読みたい:神社で写真を撮るときのマナー|セミナーで教わった作法とご祈祷の意味 ›
お宮参りの基本情報
| 受付時間 | 毎日9時〜16時 |
|---|---|
| 予約 | 不要(当日、社務所の受付で申し込み) WEB予約も可(二日前まで)/郵送申し込みも可 |
| ご祈祷の所要時間 | およそ20分(その回の組数によります) |
| 初穂料 | 初宮詣は7,000円〜 |
| 混みやすい日 | 日曜日・大安の日・戌の日 |
| 撮影 | 屋外のみ可/拝殿の中や待合所は不可 カメラマンは当日、受付に申し出ます |
| ペット | 犬などペットを連れての参拝はご遠慮くださいとの案内があります |
生後1ヶ月ちょうどでなくて大丈夫
お宮参りは生後1ヶ月ごろとされていますが、その日にちに縛られる必要はありません。
久伊豆神社の公式サイトでも、日にちにはあまりこだわらず、赤ちゃんとお母さんの体調や天候を考えて、ご家族そろってお参りくださいと案内されています。寒さの厳しい1月・2月に生まれた赤ちゃんが、暖かくなる3月・4月にお参りにいらっしゃることもよくある、とのことです。
ここは、安心していただきたいところです。「1ヶ月を過ぎてしまった」「祖父母の予定と合わない」と気にされる方が本当に多いのですが、神社のほうが「体調と天候を優先してください」と言ってくださっています。ご家族がそろえる日で大丈夫です。
安産祈願のお守りは、この日にお返し
久伊豆神社で安産祈願を受けられた方は、そのときのお守りやお札を、お宮参りのときに神社にお返しします。
忘れやすいので、前の晩に鞄へ入れておくことをおすすめします。当日の朝は、赤ちゃんの支度でそれどころではなくなります。
ほかの神社で安産祈願を受けた場合も、境内に古札返納所がありますので、そちらにお納めできます。
祝い着の着せ方は境内に掲示あり
お宮参りの祝い着(掛け着)は、ふだん扱わないものなので当日あわてがちです。誰が抱くのか、紐はどこで結ぶのか、迷って当然だと思います。
久伊豆神社には、着せ方をイラストで説明した掲示があります。5つの手順に分けて描かれているので、その場で見ながら整えられます。

事前に完璧に覚えていく必要はありません。現地で確認できます。
久伊豆神社とは
正式には武州岩槻総鎮守 久伊豆神社。「ひさいづじんじゃ」と読みます。岩槻城の総鎮守であり、江戸の鬼門除けとしても知られてきた神社です。
越谷市にも同じ名前の久伊豆神社がありますので、調べるときは「岩槻」をつけて検索すると間違えません。
子授け・安産の神様
ご祭神は大国主命(おおくにぬしのみこと)。「だいこくさま」として親しまれ、縁結び・子授け・安産・除災招福の神様とされています。赤ちゃんのはじめてのお参りに、これ以上ないご縁の神様です。
創建は今から約1500年前、欽明天皇の御代(539〜571年)とされています。拝殿は平成26年の「平成の大造営」で新しくなりました。木の色がまだ明るく、写真にすると気持ちのよい社殿です。
撫でると子宝に恵まれる「叶い戌」
拝殿の右側に、叶い戌(かないいぬ)がいます。秋田犬のメスで「子宝いぬ」とも呼ばれ、撫でると子宝・安産に恵まれると伝わっています。
足元には十二支の石が並んでいます。赤ちゃんの干支の石を撫でて、これからの無事な成長をお祈りするのがお宮参りでの定番です。
安産祈願のときに撫でた戌に、赤ちゃんを連れてお礼を言いに行く。そういう一枚が撮れるのが、この神社です。

宮様ゆかりの孔雀
久伊豆神社といえば孔雀です。昭和13年に朝香宮殿下が岩槻にご来臨された折、孔雀三羽を奉納されたのが始まりで、それ以来ずっと大切に飼育されています。
赤ちゃんにはまだ分からないかもしれませんが、上のお子さまがいるご家族には、間違いなくよろこばれる場所です。お守りにも孔雀が刺繍されたものがあります。

落ち着いて撮れる神苑
境内には神苑という枯山水の庭園があります。昭和7年の竣工で、公式サイトでも「写真を撮っていかれる方が多い場所」と紹介されています。
拝殿の前が混んでいるときは、こちらに移ると落ち着いて撮れます。赤ちゃんが泣いてしまったときの避難場所としても覚えておくと安心です。

歯の神様「健育塚」。お食い初めの歯固め石を置く場所
境内には健育塚(けんいくづか)という、歯の神様をお祀りする場所があります。お食い初めで使った「歯固めの石」を置いて、健康にすくすく育つようお祈りするところです。
お宮参りの次は、生後100日ごろのお食い初め。また来る理由がある神社だというのは、けっこう嬉しいことだと思います。
当日、境内をどう歩くか
赤ちゃんを抱いて、あるいはベビーカーを押して、はじめての神社を歩く日です。どこに段差があるのか、どこが舗装されているのかは、行ってみるまで分からないですよね。
下見でひととおり歩いてきましたので、当日の順番に並べておきます。
駐車場
約100台・無料。木立に囲まれた広い駐車場です。身体障害者用のスペースもあります。
足元:アスファルト舗装で白線あり。車の横でベビーカーを広げられる余裕があります。閉門は平日19時・土日祝17時です。
鳥居と参道
狛犬と石灯籠が両側に並ぶ、まっすぐな参道です。杉の大木に囲まれているので、晴れた日でも木陰が深いのがこの参道の特徴かなと思います。夏に生まれた赤ちゃんには、この日陰がありがたいところです。
足元:舗装されています。段差はありません。ベビーカーのまま進めます。
受付(社務所)
狛犬の先に「受付」の立て看板が出ています。ご祈祷の申し込みとお守りの授与はこちら。多目的トイレは、この社務所の横にあります。
足元:石畳。受付は9時から16時までです。
参集殿(ご祈祷の待合所・授乳室)
ガラス張りの待合所で、中に椅子が並んでいます。授乳室もこの中です。ここは屋内なので、撮影はできません。
足元:待合所はタイル張りで段差なし。ベビーカーのまま入れます。ただし授乳室だけは、靴を脱いで上がる作りで入口に段差があります。
拝殿
ご祈祷を受ける社殿です。深い茶色の木に金の装飾、太い注連縄。右手前に「参拝記念 久伊豆神社」と書かれた金色の看板が置かれています。
足元:手前は石畳、社殿の前は玉砂利です。玉砂利はベビーカーの車輪が取られます。拝殿の前だけは抱っこに切り替えるほうが楽かなと思います。スロープがあるので、階段を使わずに来られます。
叶い戌
拝殿の右側にいます。足元に十二支の石が並んでいて、赤ちゃんの干支の石を撫でるのがお宮参りでの定番です。安産祈願で撫でた戌に、赤ちゃんを連れてお礼を言いに行く場所です。
石はしゃがんで撫でる高さにあります。抱っこしたまま屈むことになるので、荷物は一度どなたかに預けておくと安全かなと思います。
神苑(枯山水のお庭)
昭和7年竣工の庭園です。丸く刈り込まれた植栽と松、石組み。公式サイトでも「写真を撮っていかれる方が多い場所」と紹介されています。拝殿の前が混んでいるとき、赤ちゃんが泣いてしまったときの避難場所としても覚えておくと安心です。
夏はミストが出ていて涼しげです。
孔雀小屋
金網のケージが2棟あります。手前に金網があるので、孔雀と並んだ写真は撮りにくい場所です。赤ちゃんにはまだ分からないかもしれませんが、上のお子さまがいるご家族には、間違いなくよろこばれます。
足元:玉砂利です。ベビーカーは押しにくいので、少し手前に置いておくほうが動きやすいかなと思います。
参道から拝殿までは、まっすぐ歩けば数分です。ただ、お宮参りの日は、着替えと授乳とおむつ替えで予定どおりに進みません。ご祈祷の受付時間から逆算して、少し早めに着いておかれると気持ちが楽かなと思います。
アクセスと駐車場
| 所在地 | 埼玉県さいたま市岩槻区宮町2-6-55 |
|---|---|
| 電話 | 048-756-0503 |
| 電車 | 東武アーバンパークライン 岩槻駅 西口から徒歩15分 (JR大宮駅から岩槻駅まで 急行7分・普通11分/東武春日部駅から 急行6分・普通10分) |
| バス | 岩槻区コミュニティバス「久伊豆神社前」下車 岩槻駅東口から約13分・運賃180円・平日のみ運行 |
| 車 | 東北自動車道 岩槻ICから約10分 |
| 駐車場 | 約100台・無料 身体障害者用の駐車スペースもあります 閉門は平日19時・土日祝17時 |
| 社務所受付 | 9時〜16時(季節・祭事により変わります) |
赤ちゃん連れなら、車がいちばん楽です。駅から徒歩15分は、生後1ヶ月の赤ちゃんとお母さんには決して短くありません。駐車場が約100台・無料というのは、この神社の大きな利点です。
なおGoogleマップで住所どおりに検索すると、たどり着けないことがあります。公式サイトでも、地図検索の際は「岩槻区宮町2-9-1」で検索するよう案内されています。前もって登録しておいてください。

バスは平日のみ・東口発
2025年5月に新設された「久伊豆神社前」バス停は便利なのですが、運行は平日のみです。土日は使えません。
さらに岩槻区コミュニティバスは岩槻駅の東口、朝日バスは西口から発着します。徒歩の場合は西口から15分です。出口を間違えないようご注意ください。
※地図は目安です。お出かけ前に公式サイトでご確認ください。
季節ごとに気をつけたい注意点
夏(6月〜9月)
いちばん気をつけたいのが暑さです。赤ちゃんは体温の調節がまだ上手ではありませんし、祝い着をかけると想像以上に熱がこもります。
- 午前中の早い時間にお参りする(受付は9時から)
- 祝い着は拝殿の前で かける・外すを繰り返して構いません
- 参集殿や車の中など、涼める場所へこまめに戻る
- 保冷剤・タオル・飲み物を多めに
撮影も、日陰を選んで進めます。境内は木が多いので、逃げ場はあります。
それと、夏にしかない楽しみがあります。久伊豆神社では例年7月から8月にかけて「涼鈴詣(すずすもうで)」が行われ、境内に風鈴が飾られます。ミストが出ていて、風鈴の音と一緒に涼しさが伝わってくる場所です。

夏のお宮参りは大変ですが、この時期にしか撮れない一枚があります。開催の時期は年によって変わりますので、公式サイトでご確認ください。
冬(12月〜2月)
寒さで赤ちゃんが泣いてしまうことが多い時期です。晴れた日の10時〜14時を狙ってください。無理をせず、暖かくなる3月・4月に延ばすのも、神社が案内しているとおり良い選択です。
よくある質問
ご祈祷は予約が必要ですか?
必要ありません。当日、社務所の受付で申し込めます。ご祈祷そのものはおよそ20分です。時間を決めておきたい方のために公式サイトのWEB予約(二日前まで)も用意されていますので、日曜や大安の日など混み合いそうな日は、予約しておくと安心です。
授乳やおむつ替えはできますか?
できます。参集殿(ご祈祷の待合所)に授乳室が一人分あり、おむつ替え台は多目的トイレか女性トイレにあります。授乳室はひとつなので、混み合う日は先に使っている方がいることもあります。少し早めのタイミングで動くと安心です。撮影の途中でも遠慮なくお声がけください。赤ちゃんのペースで進めます。
生後1ヶ月を過ぎてしまいました。大丈夫ですか?
大丈夫です。久伊豆神社の公式サイトでも、日にちにはこだわらず、赤ちゃんとお母さんの体調や天候を考えてお参りくださいと案内されています。ご家族がそろえる日で問題ありません。
ご祈祷中の写真は撮ってもらえますか?
久伊豆神社では屋内での撮影ができません。あわせてゆっけフォトでは、神社の許可が下りる場合でも、ご祈祷中の撮影はお受けしていません。ご祈祷は神様と向き合う時間で、そこにレンズを向けるのは礼を欠くと考えているためです。ご祈祷を終えて出ていらしたところから、境内での撮影を始めます。参道・拝殿の前・叶い戌・神苑と屋外に見どころが多い神社ですので、お写真の枚数が少なくなることはありません。
祖父母も一緒に写れますか?
もちろんです。お宮参りプランは7名さままで追加料金なしです(8名以上は1名につき2,000円)。境内にはスロープがあり階段を使わずに参拝できるので、祖父母世代がご一緒でも動きやすい神社です。三世代そろってのお写真は三世代フォトでも承っています。
赤ちゃんが泣いてしまったら?
まったく問題ありません。泣いている顔も、あとから見ると本当にかわいいものです。落ち着くまで待ちますし、授乳やおむつ替えで中断していただいて構いません。撮影時間の60分は、そういう時間も見込んだうえで組んでいます。
上の子の七五三も同じ日にできますか?
できます。下のお子さまのお宮参りと上のお子さまの七五三を同じ日にまとめる「お宮参り+七五三 同時撮影」(150分・約130枚・45,000円〜)をご用意しています。ご家族がそろう日が限られている場合、一日でまとめられるのは大きいと思います。
雨が降ったらどうなりますか?
日程変更を無料で1回まで承ります。台風など危険をともなう天候の場合は、回数に数えません。赤ちゃんの体調による日程変更も、遠慮なくご相談ください。
※この記事の神社に関する情報は、久伊豆神社 公式サイト「ご祈願」、「よくあるお問い合わせ」、「安産祈願」、「アクセス」、「ご由緒・境内案内」をもとに記載しています(2026年8月時点)。最新の内容は神社の公式サイトでご確認ください。
