初節句の写真はいつ撮る?|こいのぼり500匹のくまくま神社で

こいのぼりの下で赤ちゃんに頬を寄せるご両親

はじめての節句。「いつ撮ればいいの」「当日じゃないとだめ?」と迷っている方へ。

結論から言うと、5月5日ちょうどでなくて大丈夫です。私たちが撮らせていただいたのも4月下旬でした。

この記事では、初節句そのものの段取りと、板橋区の「くまくま神社」で実際に撮影したときのことをまとめました。

こいのぼりの下で赤ちゃんに頬を寄せるご両親
4月下旬、こいのぼりが泳ぐ境内で。5月5日を外すと、ゆっくり撮れます。
目次

知っておきたい2つのこと

初節句で迷いやすいところ

  1. お祝いする日は、3月3日・5月5日ちょうどでなくていい。ご家族が集まれる日で大丈夫です
  2. 生まれて間もないときは、その年に無理に行う必要はありません。赤ちゃんとお母さんの体調を優先して、翌年に余裕をもって行うのがおすすめです

初節句とは

赤ちゃんが生まれてはじめて迎える節句のことです。

女の子桃の節句(3月3日)。雛人形を飾ります
男の子端午の節句(5月5日)。兜やこいのぼりを飾ります

「無事にここまで育ってくれた」というお祝いと、「これからも健やかに」という願いを込めた行事です。

生後まもないときは、翌年でも構いません

たとえば4月に生まれた男の子の場合、初節句は生後1ヶ月で迎えることになります。この時期にご家族を集めて行事をするのは、お母さんの体が大変です。

「1年遅れてしまった」と気にされる方がいますが、赤ちゃんとお母さんの体調を優先するほうが、行事の趣旨に合っています。

写真という観点でも、1歳前後のほうが表情が出ます。生後1ヶ月は寝ている時間がほとんどですが、1歳になると笑ったり手を伸ばしたり、その子らしさが写ります。迷ったら、翌年をおすすめします。

こいのぼり500匹の「こいのぼり祭」

今回撮影させていただいたのは、板橋区の「導きの社 熊野町熊野神社」。地元ではくまくま神社と呼ばれています。池袋のとなり町にある神社です。

ここでは毎年4月1日から5月上旬まで「こいのぼり祭」が行われ、約500匹のこいのぼりが境内を泳ぎます。

こいのぼり祭4月1日〜5月上旬。約500匹のこいのぼりが境内を泳ぎます
端午祭5月5日 11時から。お子さまのお名前を読み上げ、成長を祈念します
端午祭の初穂料お気持ち(1,000円以上の方が多いとのことです)
参加のしかた前日までに神社へご連絡ください

こいのぼり祭には、お子さまの健やかな成長にくわえて「恋昇り」=恋愛運の上昇という願いも込められています。神社の公式サイトでも「小規模ながら映える写真が撮れるかも」と紹介されていて、写真を撮りに来る方が多い場所です。

5月5日の端午祭に参加するなら、前日までの連絡が必要です。当日ふらっと行っても、お名前の読み上げには間に合いません。行事に参加したい場合は、早めに神社へお電話ください。

撮影は「譲り合って」

境内には、撮影について「他の方のご迷惑にならないよう、譲り合って行ってください」という趣旨の掲示があります。

こいのぼり祭の時期は、同じように写真を撮りに来ている方がいます。同じ場所を長く占有しない。順番を待っている人がいたら譲る。それだけ気をつければ、気持ちよく撮れる神社です。

私たちも一ヶ所で粘りすぎない進め方をしています。「もう一枚だけ」を重ねると、あっという間に人を待たせてしまいます。いい写真は、急かされていない場所でしか撮れません。お互いさまです。

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くまくま神社とは

正式には導きの社 熊野町熊野神社。ご祭神は伊佐奈美命(いざなみのみこと)で、神話でたくさんの神様と国を生んだ「生命の祖神」とされる神様です。

そのため安産・子孫繁栄・家内安全のご神徳があるとされ、子どもの行事と相性のよい神社です。

八咫烏が導く神社

熊野の神様の使いは八咫烏(やたがらす)。「万事導く」とされる存在で、この神社が「導きの社」と名乗っているのもそこから来ています。

授与品にも八咫烏をかたどったものがあり、「烏滸鳥(おことり)」という御神像はおみくじ付きで500円。ひとつずつ表情が違います。

子育地蔵尊があります

境内には子育地蔵尊がお祀りされています。お子さまの成長を見守るお地蔵さまで、子育て・身体健全・学業成就のご利益があるとされています。節句のお参りのついでに、手を合わせていくご家族が多いです。

子どもが飽きない、境内の見どころ

厄割良縁玉玉に厄を込めて石にぶつけます(初穂料300円)。割れなかったら何度投げても大丈夫とのことです
ししまる・こまちん神社のマスコットの獅子と狛犬。名前がついています
くまくまカップル宮城県から来たくまの像。手水舎のそばにいます
伏見稲荷神社境内社。朱色の鳥居があります

厄割良縁玉は、子どもが必ず食いつきます。石に玉を投げるという分かりやすさと、何度でもやり直していいという気楽さがちょうどいいです。

アクセス

所在地東京都板橋区熊野町11-2
電話03-3956-2019
バス池袋駅西口から「池02 熊野町循環」で熊野町下車、徒歩2分
所要約10分・220円。本数が多く待ち時間が少ないそうです
電車東武東上線 大山駅から徒歩13分(いちばん近い駅
JR池袋駅から徒歩18分/都営三田線 板橋区役所前駅から徒歩17分/東京メトロ要町駅から徒歩18分
受付時間9時過ぎ〜17時30分(御朱印・御祈祷の受付は原則17時まで)
平日12時〜13時は紙のお渡しのみ
ご祈祷の初穂料個人は5,000円〜お気持ち
ご祈祷の予約神職がいれば随時。ただし待つことがあるため予約がおすすめ(公式サイトから予約できます)

池袋からバスで10分です。「板橋区」と聞くと遠く感じるかもしれませんが、池袋駅西口からバス1本で着きます。ベビーカーでの移動を考えると、バスがいちばん楽です。

撮ってみて分かったこと

実際の撮影から

撮影したのは4月下旬でした。5月5日を外したのは正解で、境内は落ち着いていて、こいのぼりはもう泳いでいる、という一番いい時期でした。

兜と衣装はご家族がお持ちになったものです。撮影用のこいのぼりは、こちらで用意して持って行きました。手に持てる大きさのものがあると、赤ちゃんが握って遊んでくれて、自然な表情が出ます。

お母さまに抱かれて鈴を持つ、初節句の衣装の赤ちゃん
手に持てる小物があると、赤ちゃんが自分から遊んでくれます。

1歳前後は、座らせるのが難しい

お子さまは1歳くらいでした。ご家族と一緒のカットは問題なく撮れたのですが、お子さまだけを椅子に座らせて撮るのは、正直むずかしかったです。

この時期は座れるようになったばかりで、じっとしていられません。「ちゃんと座らせて撮る」より、「動いているところを撮る」のほうが、この月齢はうまくいきます。

これは反省として書いています。お子さま単独のきちんとした一枚がほしい場合は、1歳前後より、もう少し大きくなってからのほうが確実です。1歳前後は、抱っこや歩いているところ、何かに手を伸ばしているところが自然に残せます。

持ち物として、あるとよかったもの

  • 手に持てる小さなこいのぼり。赤ちゃんが握ると絵になります
  • 。ご家庭のもので構いません。かぶらなくても、そばに置くだけで初節句らしくなります
  • お気に入りのおもちゃ。ぐずったときに立て直せます
  • 着替え。よだれや食べこぼしで衣装が汚れます

よくある質問

5月5日じゃないとだめですか?

そんなことはありません。ご家族が集まれる日で大丈夫です。実際に私たちが撮らせていただいたのも4月下旬でした。くまくま神社のこいのぼり祭は4月1日から5月上旬までなので、4月中に行けばこいのぼりも見られて、境内も落ち着いています。ただし5月5日の端午祭に参加したい場合は、その日でないとお名前を読み上げていただけません。

生後すぐなのですが、今年やるべきですか?

無理をなさらないでください。生後まもない時期に行事を組むと、お母さんの負担が大きくなります。翌年に繰り越すご家庭は珍しくありませんし、写真という点でも1歳前後のほうが表情が出ます。

兜やこいのぼりは用意が必要ですか?

ご家庭にあるものをお持ちいただければ十分です。撮影用の小さなこいのぼりは、こちらでご用意して持参します。「何も持っていない」という場合も、ご相談ください。

ご祈祷も受けたほうがいいですか?

必須ではありません。お参りだけでも大丈夫です。ご祈祷を受ける場合、くまくま神社では個人の初穂料が5,000円〜お気持ちで、公式サイトから予約できます。神職の方がいらっしゃれば当日でも受けられますが、待つことがあるので予約が確実です。

ご祈祷中の写真は撮ってもらえますか?

ゆっけフォトでは、神社の許可が下りる場合でも、ご祈祷中の撮影はお受けしていません。ご祈祷は神様と向き合う時間で、そこにレンズを向けるのは礼を欠くと考えているためです。ご祈祷を終えて出ていらしたところから、境内での撮影を始めます。

雨が降ったらどうなりますか?

日程変更を無料で1回まで承ります。台風など危険をともなう天候の場合は、回数に数えません。お子さまの体調によるご変更も、遠慮なくご相談ください。

はじめての節句、
お手伝いします。

「この日に撮ってほしい」だけでも大丈夫です。
当日じゃなくていい、去年できなくてもいい。ご家族の都合に合わせます。

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※神社に関する情報は、導きの社 熊野町熊野神社(くまくま神社)公式サイトの「年中行事」「御祈祷」「御祭神」「アクセス」をもとに記載しています(2026年8月時点)。行事の日程や初穂料は変更されることがありますので、お出かけ前に公式サイトでご確認ください。境内の撮影についての案内は、2026年4月に現地で確認した掲示によります。掲載しているお写真は、ご家族の許可をいただいて掲載しています。

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この記事を書いた人

ゆっけ&りさのアバター ゆっけ&りさ 出張カメラマン|一級建築士

一級建築士でフォトグラファーの「ゆっけ」と、看護師ママの「りさ」。
東京・神奈川・千葉・埼玉・茨城・栃木・群馬で、お宮参り・七五三・家族写真の出張撮影をしています。
自然光を活かした、やわらかい写真が得意です。

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