お宮参りや七五三の大切な日、「家族は何を着ればいい?」と悩んでいませんか?
赤ちゃんはもちろん、上の子、ママ、パパ、祖父母まで。
家族の人数が増えるほど、
- 全員フォーマルにする?
- 家にある服でも大丈夫?
- 写真に撮ったとき、バラバラに見えない?
と迷いますよね。
せっかくの記念日だから、きちんとした服装にしたい。でも、家族全員の服を新しく買うのは、できれば避けたい。
今回は、カメラマン目線で写真に残したときに家族全員がまとまって見える服装の選び方を紹介します。
レンタルを上手に取り入れたり、家にある服を組み合わせたりしながら、費用を抑えてもきちんと見えるポイントを、赤ちゃん・子ども・ママ・パパ・祖父母それぞれについてまとめました。
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服選びは、この2つだけ
全員に共通する原則
- 主役より目立たない。その日の主役は、赤ちゃんかお子さまです
- 家族全体で、色を3つまでにそろえる。ひとりずつ考えると、並んだときにばらけます
細かい決まりを覚える必要はありません。この2つを外さなければ、写真はきれいにまとまります。

色は「主役の服から拾う」のがいちばん簡単です。七五三の着物に赤が入っているなら、家族の誰かが差し色に赤を使う。祝い着が白なら、全体を淡い色でそろえる。1色決まれば、あとは自然に決まります。
赤ちゃんの服装
お宮参りの定番は、白いベビードレスの上から、祝い着(掛け着)を掛ける形です。

| 祝い着 | 男の子は熨斗目模様(兜・鷹・龍など)、女の子は友禅(花・蝶・鞠など)が一般的です |
|---|---|
| ベビードレスだけ | まったく問題ありません。祝い着なしで参拝されるご家族もたくさんいらっしゃいます |
| 暑い日・寒い日 | 祝い着は掛けるだけなので、脱ぎ着が簡単です。写真のときだけ掛ける進め方もできます |
| 足元 | 靴下やレッグウォーマー。抱っこの写真では足がよく写ります |
ドレスだけで行くなら
日本製のベビードレス(帽子つき2点セット)
50cmから着られて、オールシーズン対応。退院着としても使えるので、お宮参りまでに何度か出番があります。祝い着を掛けない場合はこれ1枚で十分です。
楽天市場の商品ページへ移動します。価格や在庫は変わることがありますので、リンク先でご確認ください。
祝い着を借りる
赤ちゃんが白なので、大人の真っ白は避けてください。抱っこしたときに境目が消えて、赤ちゃんが服に溶けます。これは実際に写真にしてみないと気づきにくい失敗です。
七五三の主役の服装
七五三は、年齢で着るものがまったく違います。ここを知らないと、レンタルを探すときに迷います。

3歳は、三つ身の着物に被布(ひふ)を重ねます。帯を締めないベストのような上着なので、体が楽です。必要なものがそろったセットが多く出ています。
3歳の女の子に

5歳は、羽織と袴。男の子の定番です。袴の丈は身長に合わせて調整しますので、サイズ選びは慎重に。
5歳の男の子に
七五三 5歳 羽織袴セット(12点フルセット)
鷹や兜の柄の羽織と袴が、必要なものひとそろえで届きます。サイズは110〜120cm。袴は丈が合っていないと歩きにくくなりますので、身長を測ってから選んでください。

7歳は、四つ身の着物に帯を締めます。大人と同じ締め方なので見た目は華やかですが、いちばん苦しい年齢です。
7歳の女の子に
七五三 7歳 四つ身セット(15点フルセット)
四つ身の着物、作り帯、長襦袢、草履、髪飾りまで15点そろったセットです。7歳は帯を締めるぶん、必要なものが一気に増えます。ひとそろえで届くほうが、当日あわてません。
草履で歩けない問題は、必ず起きます。履き慣れていないうえに、鼻緒が痛くなります。履き慣れた靴を必ず持参することをお勧めします。移動は靴、写真のときだけ草履。
カメラマン目線
3歳は動いているところを狙う
3歳くらいになると、神社の境内に興味津々。被布の着物は普段着に比べると多少の動きづらさはありますが、比較的自由に動けます。
「ここに座って」とお願いして撮るよりも、歩いているところや、ふと振り返った瞬間を狙うほうが、自然な表情を残せます。
5歳は小物で気分を乗せる
5歳になると、3歳に比べて「ここに立って」「こっちを見て」といったお願いも伝わりやすくなります。
ただ、ずっと同じポーズをお願いすると、少しずつ表情が固くなることも。
刀や傘などの小物を持ってもらったり、歩いてもらったりしながら撮ると、本人も楽しみながら自然な表情を見せてくれます。
「かっこいい!」と声をかけながら、本人が楽しめる撮影にするのがポイントです。
7歳は疲れる前に撮る
7歳は帯を締めていることもあり、撮影が長引くと疲れが表情に出やすくなります。
本人は「疲れた」と言わなくても、後半になると表情が固くなってくることも。
そのため、家族写真や本人のアップなど、残しておきたい写真は前半に撮影します。
きょうだいの服装

| 女の子 | ワンピース、またはブラウス+スカート。フリルが多すぎると主役より目立ちます |
|---|---|
| 男の子 | 襟付きシャツ+ハーフパンツ。寒い時期はベストやジャケットを重ねます |
| 靴 | 走るので運動靴になりがちです。全身が写るので、せめて色を落ち着いたものに |
| 持ち物 | 着替えを1枚。食べこぼしと転倒で、だいたい何か起きます |
女の子のきょうだいに
キッズフォーマル ワンピースセット(女の子)
ワンピース、ブラウス、ボレロのセットです。ボレロを脱げば印象が変わるので、暑い日と寒い日の両方に対応できます。フリルの少ないものを選ぶと、主役の着物が引き立ちます。
男の子のきょうだいに
キッズフォーマル 5点セット(男の子)
ジャケット、シャツ、ベスト、ネクタイ、パンツの5点がそろいます。入園式や発表会でも着られるので、七五三のあとも出番があります。色は落ち着いたものを選ぶと、主役より目立ちません。
カメラマン目線
意外と困るのが、上の子・下の子の服かなと思います。きょうだいの服が派手だと、写真を見た人の目が、主役ではないほうに行きます。
逆に、色を1つそろえるだけで、家族写真は驚くほどまとまります。
きょうだいの服で気をつけること
- 主役より格を上げない。主役が着物なら、きょうだいは洋装が無難です
- 主役の着物から、色を1つ借りる。これだけで統一感がグッと増します
- 動くこと前提で選ぶ。走ってしゃがんでパワフルです
パパ・ママの服装

お母さまが着物で行くなら

洋装で行くなら
SWEET MOMMY 授乳口つきフォーマルワンピース
ママが実際に購入したものです。授乳口がついていて、妊娠中から産後まで着られます。友人の結婚式、お宮参り、七五三と、何度も出番がありました。一度きりで終わらないのが、買ってよかった理由です。
| お母さま・和装 | 訪問着・色無地・付け下げ。黒留袖は格が上がりすぎることが多いです |
|---|---|
| 江戸小紋 | 小紋の中では例外で、一つ紋を入れると色無地と同じように略礼装として扱われます。ふだん着の小紋とは別物です |
| お母さま・洋装 | ワンピース+ジャケット、セットアップ。授乳があるなら、前が開くものを選んでください |
| お父さま | ダークスーツ、またはジャケット+スラックス。ネクタイは、お母さまが着物なら締めたほうが揃います |
| お母さまの足元 | 砂利道と石段を歩きます。細いヒールは沈みます |
パパはスーツが無難です。ママは洋装和装お好きな方をお子さんの柄に合わせて選ぶと統一感があります。
祖父母の服装

| 祖母 | セットアップ、またはワンピース+ジャケット。和装なら訪問着・色無地。色は濃紺、グレージュ、ベージュ、藤色など |
|---|---|
| 祖父 | ダークスーツ、またはジャケット+スラックス。これで十分です |
| 靴 | 上半身をきちんとしていても、スニーカーやサンダルは全身写真で必ず目立ちます |
いまは洋装が主流です。着物でなければ失礼、ということはありません。
全身黒は避けてください。「きちんとして見えるから」と黒を選ぶ方が多いのですが、写真にすると法事に見えます。ジャケットが黒なら、中を明るい色にする。それだけで印象が変わります。
レンタル・購入するか迷われる方へ
| 借りるのが向く | 着物全般。赤ちゃんの祝い着、七五三の着物、お母さまの訪問着。一度きりで、保管も手入れも要りません |
|---|---|
| 手持ちで足りる | 入園式・結婚式に着た服、就活で買ったスーツ。少しきちんとしていれば十分です |
| 買うより借りる | 子どもは翌年にはサイズが変わります。着物を買っても、着る機会は限られます |
我が家の場合はこちら:レンタルと手持ちを組み合わせた、ゆっけ家のお宮参りと七五三 ›
レンタルは、返す日に注意してください。七五三などシーズンの時には早めの予約をお勧めします。土日に撮影すると返却が月曜以降になりますので、日数に余裕のあるプランを選んでおくと安心です。
写真で失敗しやすい4つ

| 全身が黒 | お祝いの写真が法事に見えます。いちばん多い失敗です |
|---|---|
| 柄が2人以上 | 柄物はひとりまで。2人以上いると視線が散って、主役がぼやけます |
| 真っ白 | 赤ちゃんの祝い着やお子さまの着物と色がかぶって、境目が消えます |
| 足元 | 必ず写ります。靴・ストッキング・靴下まで見られていると思ってください |
よくある質問
家にある服でも大丈夫ですか?
大丈夫です。入園式や結婚式に着た服で十分です。新しく買っていただく必要はありません。この記事の「服選びは、この2つだけ」を守っていただければ、写真はきれいにまとまります。
きょうだいも着物を着せたほうがいいですか?
その必要はありません。主役が着物なら、きょうだいは洋装のほうがきれいにまとまります。全員が着物だと、写真の中で誰が主役か分からなくなります。ただし、ごきょうだいが「自分も着たい」と言われる場合は、着せてあげてください。ご本人の気持ちのほうが大事です。
レンタルはいつ頼めばいいですか?
1か月前を目安にと案内されることが多いです。七五三の時期(10月〜11月)は予約が集中しますので、夏のうちに押さえておくと選べる幅が広がります。返却日もあわせて確認しておいてください。
授乳があるのですが、着物でも平気ですか?
正直に申し上げると、着物での授乳(母乳)はかなり大変です。おすすめは、前が開く洋装です。どうしても着物を着たい場合は、その時だけ、搾乳やミルクをおすすめしています。あわせて、ご祈祷と撮影のあいだに授乳の時間を取る組み立てにしますので、事前にお知らせください。
家族で色をそろえるって、具体的にどうすればいいですか?
主役の服から1色借りてください。着物に赤が入っているなら、誰かのネクタイやスカーフを赤に。祝い着が白なら、全体をベージュや淡いグレーで。全員が同じ色を着る必要はありません。ひとりが差し色で入れるだけで、写真は「家族」に見えます。
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※本文中の「着装イメージ」の画像は、服装を説明するために作成した画像です。実際の撮影写真ではありません。服装の考え方は、地域やご家庭によって異なります。この記事は、一般的に多い例と、撮影の現場で見てきたことをもとに書いています(2026年8月時点)。レンタルの予約時期や返却の決まりは店舗によって違いますので、ご利用先にご確認ください。




